「赤青カクメイジン」考察
アビス・レボリューションも第三弾。
今回のパックのコンセプトは「革命チェンジ」。
ゴッド・オブ・アビス以降フィーチャーされ続けている5種族の革命チェンジクリーチャーが登場した。
その中でも特に「マジック」に焦点を当ててみたいと思う。
変遷~マジックの歴史~
GoA時点のマジックデッキは戦術が固まっておらず、王来MAXのタマシードとDrache Dar‘Zenをメインとした「青単ドラッヘ」が主にして唯一とも言える、マジックが切札となるデッキだった。
ARevに突入してからは「アシスター」「メクレイド」が登場。種族プッシュによってデッキが組めるようになった。
また復活したツインパクトカードとは強いシナジーがあるデザインとなっており、ジャストダイバーの存在やフレンド・バーストとも噛み合って「青単マジック・メクレイド」が誕生した。
ボン・キゴマイムやKl’avia Tune、♪必殺で 強者どもが 夢の後など強力な蓋カードも増え、デッキとしての強度は格段に上がった。
そんな中「大感謝祭ビクトリーBEST」で登場したのは、火文明のマジック・カードだった。
弾丸超邪 クロスファイアや灼熱の演奏 テスタ・ロッサ、無弦皇 ジャッキーら火文明のマジック・アウトレイジが登場。基本的に召喚酔いを相手への妨害やEXターンで打ち消していたマジックにとっては、朗報とも言えた。
また水文明のマジックとしても、飛翔龍 5000VTや情熱の薔薇 メーテルが登場。特に5000VTはマジックだけでなく水が入るデッキのフィニッシャーとして幅広い活躍を見せる。
そしてここからが本題。アビス・レボリューション第三弾のオーバーレアである、芸魔王将 カクメイジン。
コスト5以上のマジックとの革命チェンジ、マジックすべてにSAの付与。各ブレイクの前に呪文を唱える能力。
単体では強力だが少し扱いにくいカードではあったが、直後の芸魔隠孤 カラクリバーシの発表によって抜群の使い勝手を手に入れ、晴れて「赤青カクメイジン」が成立したのだ。
3ターンキルがそれなりに成立し得るようになり、「本日のラッキーナンバー!」が無理なく入ることによってカウンターのケアもしやすい。
この記事では現時点(9月7日)での「赤青カクメイジン」について考察していきたいと思う。
採用Tier1 必須カード
・芸魔王将 カクメイジン
コンセプトカード。全体SA付与と呪文タダ撃ちができる。
全体SA付与を活かすためにもデッキ内のカードはマジックで固めたい。
緩い革命チェンジ条件と3以下の呪文がタダ撃ちできる(ほぼドレミ)。さらに自前のSAとG・ストライクまで持ち、防御札すらこなす。
撃った呪文をカクメイジンでもう一度撃つことができるところにも注目したい。
・アシスター・Mogi林檎
マジックのアシスター。マナにタップインしない2コストのジャストダイバー持ちマジック。ジャストダイバーでたいていの除去には耐えるため3ターン目に革命チェンジしやすい。
・灼熱の演奏 テスタ・ロッサ
マジックまたはアウトレイジを捨てて2ドローできる。自前でSAを持つうえ手札交換ができるマジックなので、非常に優秀。単色なのでタップインしないのも◎。
・瞬閃と疾駆と双撃の決断
非常に相性がいい。カラクリバーシから撃ち自身をアンタップさせてカクメイジンに繋げたり、カクメイジンから撃って小型マジックを展開、さらなる打点を用意することも可能。3ターンキルには必須。
・機術師ディール/「本日のラッキーナンバー!」
最強のカウンターケアカード。下面をカラクリバーシやカクメイジンで過労死させる。相手のデッキを観察し、要所で撃てば1ターンの延命も可能。カクメイジンで墓地から撃てるので、ケアのために無理にでも手札にキープしておく必要もない。
採用Tier2 割とほしい
・「伝説のサイバーパワー!」・♪何故離れ どこへ行くのか 君は今
ドローカード。どちらも増える手札の枚数としては同じ。
サイバーパワー→多色・ビビッドロー持ち。捨てる効果がカクメイジンとシナジー。
何故離れ→単色のマジック・ソング。貴重な墓地リセット能力を持つ。
3~4ターンキルを狙うデッキであるので、ビビッドローで低コストで撃ててかつ山札を掘れる枚数が多いサイバーパワーにやや分があるか。
どちらもカラクリバーシから撃つことで手札を増やすことができる。
・ボン・キゴマイム
相手の速攻をメタる。上下面ともに非常に優秀であるが、革命チェンジそのものとの相性は微妙。相手の攻撃を縛ることにかけてはピカイチなので、そのうえで採用枚数を考慮したい。
・飛翔龍 5000VT
超広範囲の小型対策カード。Mogi林檎で2コスト軽減できる上、カクメイジンにチェンジできるかつ、カクメイジンが存在していれば最小1コストのJD・SAの3点である。
カウンターケアとしても優秀であるが、素のコストは重く、腐る対面も出てきている。採用枚数は吟味する必要がある。
・タネダ・パンクトーカー
2コスのジャストダイバーと3コスの小型単体除去の抱き合わせツインパクト。Mogi林檎の5枚目以降のカードとなる。ジャストダイバー持ちであることが採用理由となる。
・終止の時計 ザ・ミュート
3コスのS・トリガープラス。強力な受け札と手札交換を兼ね、迂闊にブレイクしてきた相手にカウンターで革命チェンジすることが可能。
アポロの攻撃を止められないことには注意したい。
・Napo獅子‐Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い
SAのWブレイカーかつ手札交換付きで2コスト以下を除去できる呪文とメガラストバーストを持つてんこ盛りクリーチャー。除去・手札交換・アタッカーを同時に賄うことのできるスーパーカード。
採用Tier3 好みが出るエリア
・AQsabbath/♪このギター グシャっとすれば グシャっとなる
3コスで相手のクリーチャーを1体バウンスする上面と、超英雄タイム。除去に乏しい子のデッキの貴重な除去となる。
・調律師ピーカプ/♪音速で 本番中に チューニング
クリーチャー面を持つファイアかのように使える。肝心の上面がファイア非対応なのは留意すべき。
・芸魔山鷹 トリノドミノ、芸魔悪狼 ヘルギャモン
それぞれ3ドロー2捨てに、ブロッカー破壊とJD。カラクリバーシの5枚目以降として役立つか。
・踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン
最大3面止めることができるトリガー。メガラストバースト持ちなので、攻める際にも役立つ便利なカード。イラストアドが高い。
・戦術
2コストのJD持ち、もしくは3ターン目にSAのマジックを展開。
攻撃時にカラクリバーシへと革命チェンジ、そのままファイアでアンタップ。
再び攻撃しカクメイジンに革命チェンジ、呪文を唱えていく。
この時基本的にはマナのカードは3枚なので、コスト3以下の呪文を唱えることができる。
この時ファイアを唱え手札のマジックを展開すると、カクメイジンの効果でSAが付与されている状態になるので、JD持ちで殴るもよし、手札に戻ったカラクリバーシと再びチェンジするもよし、というかなり強い展開ができる。
出したクリーチャーがテスタロッサなら展開と手札補充を同時にこなすことができ、より苛烈な攻めができるようになる。
・注意すべき点
言うまでもなくメタクリーチャーに弱い。
ボンキゴやキャディ、オニカマスなどに出くわしたら要注意である。
除去に乏しく受けも弱いため、攻められたら相当きついデッキである。
ジャストダイバーこそ擁するが、肝心のカラクリバーシには無い。このため、1点でGSを踏んでしまうとそこで動きが止まる。
・まとめ
ジャストダイバーとスピードアタッカー、クリーチャーと呪文を駆使し、途切れない手札から苛烈な攻撃を繰り出せるのがこのデッキの強みだ。
早期ターンでの決着がつくことも多く、相手に突然の死をもたらすこともできる。
非常に魅力的なデッキであるので、この記事をご覧になった方も、ぜひ組んでいただきたい。
ブログって何書けばいいの?
日記帳みたいな掃き溜めスペースほしいから
なんとなーーーーーーーくでブログ開設してみたはいいけどなんもわからん!
何書いたらいいのかわからん!
ブログ自体そもそも見ん!
見たとしても無料のnote!
キッチリサッパリ一切わからん!!!!!!
ということでブログはじめました。
今後ともご贔屓に。(見つかればだけど。)